お風呂掃除の基本｜ミタゾノ流「予防」という名の最強の掃除

ミタゾノ流掃除術の神髄は、「汚れてから掃除する」のではなく「汚れないように予防する」ことにあります。汚れの親玉である「湿気」と「石鹸カス」を制する者が、お風呂掃除を制するのです。

日常の汚れを防ぐ「入浴後5分」の鉄壁ルーティーン

最も大切なのは、日々の手入れを怠らないこと。しかし、それは決して難しいことではありません。ミタゾノ流は「簡単に継続できるルーティーン作り」がポイントです。

• ①熱いシャワーで洗い流す：まず、50℃程度の熱いシャワーで浴室全体の壁や床をサーっと流します。これにより、皮脂汚れや石鹸カスが固まるのを防ぎます。
• ②冷たいシャワーでクールダウン：次に、冷たいシャワーで浴室全体の温度を下げます。カビは高温多湿を好むため、温度を下げることでカビの繁殖を抑制できます。
• ③換気扇・サーキュレーターをON：最後に、換気扇を回し、可能であればサーキュレーターで浴室内に風を送ります。これで湿気を強制的に排出し、カビの発生源を断ちます。

この3ステップ、慣れればたったの5分。忙しいあなたでも無理なく続けられるこの習慣が、週末の大掃除を劇的に楽にしてくれるのです。

【実践編】水垢・カビも簡単撃退！ミタゾノ流・驚きの裏技集

予防していても、どうしても発生してしまうのが頑固な汚れ。しかし、ご安心を。ミタゾノの手にかかれば、難敵である水垢やカビも、家にある“あのアイテム”で簡単に除去できてしまいます。

鏡のウロコ・蛇口の水垢には「クエン酸」パック

白く固まってしまった鏡のウロコ状の水垢。これはアルカリ性の汚れです。そこで活躍するのが、酸性の「クエン酸」。
スプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1を混ぜた「クエン酸スプレー」を用意しましょう。
汚れに直接スプレーし、その上からキッチンペーパーを貼り付け、さらにスプレーして密着させます。これが「クエン酸パック」。30分〜1時間ほど放置した後、スポンジで軽くこすれば、あの憎きウロコ汚れが驚くほどキレイに剥がれ落ちます。

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ゴムパッキンの黒カビには「ケチャップ」が効く！？

市販のカビ取り剤でも落ちない、ゴムパッキンに根を張った黒カビ。ここでミタゾノが取り出すのは、なんと冷蔵庫にあるケチャップです。

使い方は簡単。カビの部分にケチャップを塗り、30分〜1時間放置してから古い歯ブラシなどでこすり、水で洗い流すだけ。食品なので安心して使える上、意外な効果に驚くはずです。ぜひお試しあれ。

仕上げのツヤ出しでプロの領域へ

掃除が終わったら、最後のひと手間。これぞミタゾノ流の美学です。乾いたマイクロファイバークロスで鏡や蛇口を磨き上げましょう。水滴の跡一つない輝きは、達成感を格段にアップさせます。浴槽も乾拭きすることで、水垢の付着を防ぎ、次の掃除を楽にする効果があります。

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【応用編】キッチン・洗面台もピカピカに！汚れ別お掃除テク

ミタゾノの掃除術は、お風呂場だけに留まりません。家じゅうの汚れに応用できるテクニックで、クリーンな生活空間を手に入れましょう。

キッチンの油汚れには「重曹ペースト」

コンロ周りのギトギト油汚れは酸性。ここにアルカリ性の重曹が力を発揮します。重曹と少量の水を混ぜてペースト状にし、汚れに塗りつけてしばらく放置。その後、スポンジでこすれば、しつこい油汚れもスッキリ。環境にも優しく、コスパも抜群です。

100均グッズを使いこなすのがミタゾノ流

特別な道具は不要です。ミタゾノなら100円ショップのアイテムを最大限に活用します。

• ペットボトル用ブラシ：排水口や蛇口の根元など、手が届きにくい部分の掃除に最適。
• メラミンスポンジ：洗面台の陶器部分や蛇口の軽い水垢なら、水だけでピカピカに。
• 使い古しの歯ブラシ：サッシの溝や細かい隙間の汚れをかき出すのにこれ以上の道具はありません。

知恵と工夫で、コストをかけずに最大の効果を得る。これぞミタゾノ流のコスト術です。

意外と見落としがち！ミタゾノが指摘する死角の掃除術

「掃除したはずなのに、なんだかスッキリしない…」その原因は、見落としがちな“死角”の汚れかもしれません。ミタゾノは、そんな場所も見逃しません。

網戸や窓の汚れは「新聞紙」でスマートに

網戸の掃除、どうしていますか？ミタゾノなら、濡れ雑巾と新聞紙を使います。まず、網戸の外側に新聞紙をテープで貼り付け、内側から掃除機でホコリを吸い取ります。その後、濡れ雑巾で拭けば、ホコリが飛び散らず効率的。仕上げに乾拭きすれば完璧です。

部屋干しスペースの「見えない敵」と戦う

部屋干しスペースは、湿気がこもりやすく、見えないカビ菌の温床になりがち。ここでもサーキュレーターが大活躍。洗濯物に直接風を当てることで乾燥時間を短縮し、生乾き臭とカビの発生を防ぎます。また、カーテンレールや窓枠のホコリも定期的に拭き取ることをお忘れなく。

掃除を継続させるミタゾノ流ライフハック

どんなに素晴らしいテクニックも、続かなければ意味がありません。最後に、掃除を楽しく、そして楽に続けるためのミタゾノ流の心得をご紹介します。

「ついで掃除」をルール化する

「歯を磨くついでに洗面台をサッと拭く」「トイレを使ったついでに便器を軽く磨く」。このように、何かの行動とセットで小さな掃除を習慣化してしまいましょう。一度にやろうとすると億劫になりますが、「ついで」なら負担になりません。この小さな積み重ねが、大掃除いらずの家を作るのです。

家族を巻き込む「エンタメ掃除」

掃除は一人で背負うものではありません。家族を巻き込み、ゲーム感覚で楽しんでしまいましょう。

音楽をかけながら、時間を計って競争するのも効果的。掃除が「楽しいイベント」に変われば、家族みんながクリーンな家を維持する協力者になります。